内定が出た。それも、2社から。
転職活動中、内定をもらえるかどうか不安だったのに、気づけば「どちらにするか」という新しい迷いの中にいました。うれしいはずなのに、頭が全然休まらない。そういう状態が、しばらく続きました。
結果として、私は1社の内定を断りました。この記事は、その理由と、断った後に感じたことを書いたものです。
断った会社はどんな会社だったか
内定を断った会社は、東証プライム上場のグローバル企業でした。従業員数は1000人以上。ポジションは主任または課長クラスで、規模感・知名度ともに申し分ない会社でした。
給与・福利厚生・年間休日などの雇用条件は、最終的に入社した会社と同等でした。通勤距離を考えると、むしろこちらの方が条件が良い部分もあった。客観的に見れば、悪い選択肢ではなかったと思います。
内定が出たタイミングの話
この会社から先に内定が出ました。一方、最終的に入社した会社は、まだ書類を提出したばかりの段階でした。内定が出るかどうか、全くわからない状況です。
つまり、「確実な内定」と「まだわからない可能性」を天秤にかけながら判断しなければならなかった。40代の転職活動で、内定を1社断るというのは、リスクのある選択でした。
最終面接での違和感
迷っていた私の気持ちを傾けたのは、最終面接でのやりとりでした。
エージェントからもらっていた求人票には、主任として現場の管理業務を担うと書いてありました。「最初のうちは2交代の可能性あり」という記載もありましたが、あくまでマネジメント職として応募していたつもりでした。
ところが最終面接で、こう聞かれました。「将来的に忙しくなった場合、夜勤はできますか?」
その瞬間、頭の中に疑問が浮かびました。これは、管理業務ではなく現場作業の話ではないか。求人票に書いてあった内容と、実際に求められる役割がずれているのではないか。
確認すればよかったのかもしれません。でも、最終面接の場でそれを問い返す余裕が私にはなく、その疑問を抱えたまま面接が終わりました。
断った理由
最終的に断ったのは、「最終面接での違和感が拭えなかった」からです。
条件は良い。でも、入社してから「思っていた仕事と違う」という状況になるのが一番困ると思っていました。40代で転職して、また1から環境に慣れる消耗をするなら、少なくとも「やるべき仕事の方向性」だけは合っていてほしかった。
求人票と面接でのやりとりの乖離が、判断の決め手になりました。
断った後に感じたこと
断ると決めてからは、すっきりした気持ちがありました。あの最終面接の違和感を抱えたまま入社するよりは、自分の判断を信じた方がいい。そう思えたからです。
ただ、「もったいなかったかもしれない」という気持ちも正直ありました。条件が良く、知名度もある会社です。もう一度確認する機会を作ればよかったとも思いました。
そして何より、この時点ではまだ「次の内定が出るかどうか」がわかっていませんでした。確実な内定を手放した後に、次が来なかったら——その不安は、しばらく頭から離れませんでした。
内定を断る判断について
内定を断ることは、簡単ではありません。特に40代の転職では、次があるかどうかわからない不安が常にある。だからこそ、出た内定は大事にしたいという気持ちが先に来ます。
ただ、「条件が良いから」だけで入社を決めると、入社後に後悔する可能性があります。私が最終面接で感じた違和感は、入社してから顕在化する類のものでした。その判断を、後から否定する気にはなれません。
内定が出た後も、判断はまだ続きます。それが40代の転職の現実だったと、今は思っています。
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内定が出た後の「受けるべきか」という迷いは、判断軸を言語化しておくと楽になります。私が転職活動中に使っていた思考の整理方法を、noteにまとめています。
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