はじめに
「管理職経験があれば、転職では有利ですよね?」
転職活動を始める前、
私は半ば当然のようにそう思っていました。
現場経験もあり、
部下を持ち、数字や責任も背負ってきた。
それなら評価されないはずがない、と。
しかし実際の転職活動では、
管理職経験が“そのまま評価される場面”と、“ほとんど評価されない場面”がはっきり分かれた
というのが正直な感想です。
この記事では、
40代管理職として転職活動をした私が感じた「管理職経験のリアルな評価」と、その活かし方を
実体験ベースで整理します。
この記事でわかること
• 管理職経験が評価されたケース・されなかったケース
• 企業が見ていたのは「肩書き」か「中身」か
• 管理職経験を転職で活かすために意識したこと
管理職経験が「評価されない」と感じた瞬間
まず結論から言うと、
管理職という肩書きだけでは、ほとんど評価されません。
特に感じたのは、
• 書類選考
• 初期の面談
この段階では、
「課長」「係長」といった役職名よりも
何をしてきた人なのかが分からなければ通らない
という印象でした。
肩書きを前面に出した職務経歴書では、
反応が鈍かったのを覚えています。
評価されたのは「管理していたこと」ではなかった
一方で、評価された場面を振り返ると、
意外にも「管理していたこと」そのものではありませんでした。
評価されたのは、
• 品質トラブルをどう立て直したか
• 人材不足の中で生産をどう回したか
• 属人化していた業務をどう仕組み化したか
つまり、
**マネジメントの“結果”や“プロセス”**です。
「何人を管理していたか」より、
「どんな課題にどう向き合ったか」が問われていました。
管理職経験がプラスに働いた企業の特徴
管理職経験を明確に評価してくれた企業には、
共通点がありました。
• 現場を理解したマネジメントを求めている
• 組織が拡大・変革期にある
• 属人的な運営から脱却したい
こうした企業では、
管理職経験=調整力・判断力・全体視点として
しっかり受け取ってもらえました。
逆に、
「即戦力のプレイヤーのみ」を求める企業では、
管理職経験はほとんど武器にならないこともありました。
管理職経験を活かすために意識した伝え方
途中から、
私は管理職経験の伝え方を大きく変えました。
Before
• 課長として◯名をマネジメント
After
• 課題 → 取った行動 → 結果
• 数字や変化を具体的に説明
例えば、
「人材育成を担当」ではなく
「係長層に権限移譲し、現場判断スピードを改善」
というように書き換えました。
この変更後、
書類・面接ともに反応が明らかに良くなりました。
40代管理職にとって本当に大切だった視点
転職活動を通じて感じたのは、
管理職経験は“使い方次第”で評価が大きく変わるということです。
• 肩書きを誇ると評価されない
• 経験を分解して語ると評価される
また、
「管理職として入社するかどうか」よりも
**「その会社でどんな役割を担えるか」**を
自分の中で整理することが重要でした。
まとめ
管理職経験は、
転職市場で万能な武器ではありません。
しかし、
• 課題解決力
• 調整力
• 全体を見て判断する力
これらを具体的に伝えられれば、
40代管理職ならではの価値として確実に評価されると感じました。
大切なのは、
「管理職だったこと」ではなく
**「何を乗り越えてきたか」**です。
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