はじめに
40代で転職し、新しい職場に入って最初に感じたのは、
「思っていたよりも役割がはっきりしていない」という戸惑いでした。
面接時点で、管理職スタートではなく、
一段下のポジションから始めることは双方合意していました。
そのため、役職そのものに対するギャップはありません。
ただ、実際に配属されてみると、
想像していた以上に「何をどこまでやればいいのか」が見えづらく、
同時に即戦力としての期待は想定より大きいと感じる場面が多くありました。
今回は、
転職後すぐに直面したこの現実と、
それにどう向き合ったのかを整理して書いてみたいと思います。
この記事でわかること
• 40代で転職後、最初に感じやすい「役割の曖昧さ」
• 即戦力として期待される立場のリアル
• 転職後の違和感をどう整理し、行動に落としたか
転職後のポジションと配属環境
私の転職後の立場は、以下のようなものでした。
• 管理職ではないが、現場を見て判断できる人材として期待されている
• 本社所属だが、規模の小さい工場へ出向
• 明確な引き継ぎ担当はおらず、OJT中心
いわば、
「肩書きは控えめだが、求められる役割は重い」
という状態です。
想像していた「大企業」と違った点
転職前は、大企業というと
• 役割分担が明確
• 指示系統が整理されている
• 仕組みで動く組織
というイメージを持っていました。
しかし実際には、
• 現場ごとにローカルルールが多い
• 小規模拠点ゆえに属人的な判断が残っている
• 「分かる人がやる」文化が色濃く残っている
といった、中小企業と共通する側面も少なくありませんでした。
即戦力としての期待とプレッシャー
特に感じたのは、
「考えて動いてくれるだろう」という無言の期待です。
• 前職での管理職経験
• 長年の製造現場経験
• 品質・人材育成への関与
これらの経歴から、
「細かく説明しなくても分かるはず」
という前提で話が進むことも多くありました。
期待されること自体はありがたい反面、
• 情報が揃わない状態で判断を求められる
• 権限が曖昧なまま責任だけが乗ってくる
という場面では、正直なところ戸惑いもありました。
「失敗したかもしれない」と思わなかった理由
この時期、
「転職は失敗だったのでは?」と考えなかったかと言えば、嘘になります。
それでも、すぐに結論を出さなかった理由は3つあります。
① まだ全体像が見えていなかった
配属から数か月で、
組織や人の関係性を正確に理解するのは難しいと感じました。
② 期待されているのは事実だった
役割が曖昧でも、
「期待されていない」わけではないと感じていました。
③ 違和感は成長の入り口でもある
前職でも、
新しい役割に就いた直後は同じような違和感を感じていたことを思い出しました。
この時期に意識していたこと
転職直後は、
「正解を出すこと」よりも、次の3点を意識していました。
• まずは現場をよく観察する
• 判断に迷うことは一人で抱え込まない
• 自分の得意領域を少しずつ示していく
無理に前職のやり方を持ち込まず、
環境を理解することを優先しました。
まとめ|転職後すぐに答えを出さなくていい
40代での転職は、
どうしても「失敗したら取り返しがつかない」と考えがちです。
だからこそ、
転職後に違和感を感じると、
早く白黒をつけたくなります。
ただ、実体験として言えるのは、
違和感=失敗とは限らない
ということです。
次回は、
この環境の中で、自分なりの立ち位置をどう作っていったのかを
もう少し具体的に書いていきたいと思います。
内部リンク
▶ 第11話:40代で転職して感じたギャップ|管理職経験者が直面したリアルな現実【実体験】
▶ 第12話:40代で転職後に感じた違和感との向き合い方|最初に意識した3つの視点
▶ 40代管理職の転職体験談まとめ|中小企業から大手企業へ転職できた全記録
次に考えたこと|一人で抱え込まない選択肢
転職後に感じた違和感は、
時間と経験で解消できる部分もあります。
ただ一方で、
• 今の環境が自分に合っているのか
• 期待されている役割は妥当なのか
• 将来的なキャリアとして正解なのか
こうした点を 社内だけで判断するのは難しい とも感じました。
私自身、転職活動中は
複数の転職エージェントに相談しながら、
自分の立ち位置や市場価値を客観的に確認していました。
同じように悩んでいる方は、
「転職する・しない」を決める前に、
情報として知っておくという使い方も一つの選択肢だと思います。
▶ 40代管理職の視点で整理した転職エージェント比較はこちら


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