はじめに
40代管理職の転職面接は、若手の頃とはまったく別物でした。
スキルや経験をいくら語っても、思ったほど評価されない面接がある一方で、
「手応えは薄かったのに、なぜか通過した面接」もありました。
転職活動を進める中で気づいたのは、
40代管理職の面接では 「何をやったか」より「どう考えてきたか」 が見られているという事実です。
この記事では、私自身の転職活動を振り返りながら、
評価された答え方・評価されなかった答え方の違い を、実体験ベースで整理します。
40代管理職の面接で見られているポイント
40代管理職の面接で見られているのは、スキルや肩書きそのものではありません。
採用側が本当に知りたいのは、次の3点でした。
• 判断を下すときの考え方
• 課題に直面したときの向き合い方
• 新しい組織でも再現できるかどうか
つまり、
「過去の成功」より「思考の癖」 が評価対象になっています。
これは、第20話で書いた
「管理職経験は評価されるのか?」というテーマとも強くつながっています。
手応えがあったのに落ちた面接の共通点
正直に言うと、
「これは通っただろう」と思った面接ほど落ちていました。
振り返ってみると、落ちた面接には共通点がありました。
• 実績を話しすぎていた
• 自分のやり方を正解として語っていた
• 相手の会社での再現性を語れていなかった
当時は「ちゃんと説明できた」と思っていましたが、
採用側から見ると
“過去の話が上手な人”で終わっていた のだと思います。
評価された答え方①|判断プロセスを言語化する
評価された面接では、
「結果」よりも 判断のプロセス を重視して話しました。
例えば、
• どんな選択肢があったのか
• 何を基準に判断したのか
• なぜその決断をしたのか
この3点を意識して説明すると、
面接官の反応が明らかに変わりました。
管理職として求められているのは、
正解を知っている人ではなく、判断できる人 なのだと実感しました。
評価された答え方②|課題への向き合い方を語る
意外だったのは、
成功談よりも 失敗談のほうが評価された ことです。
ただし、失敗そのものではなく、
• どう受け止めたか
• どんな責任を取ったか
• どう修正したか
この部分を丁寧に話しました。
40代管理職に求められているのは、
完璧な実績ではなく 修正力と耐久力 だと感じました。
評価された答え方③|会社規模の違いを理解していた
私は中小企業から、より規模の大きい企業への転職でした。
評価された面接では、
• 意思決定のスピードが変わること
• 役割が細分化されること
• 自分一人で完結しない仕事が増えること
これらを 理解した上で応募している ことを伝えました。
転職後の現実については第11話でも触れていますが、
この認識があるかどうかは、面接時点でかなり見られていると感じました。
面接で言わなくてよかったこと
振り返ると、あえて言わなくてよかったこともあります。
• 前職の不満を細かく語ること
• 自分を過剰に高く評価する発言
• 「何でもできます」という万能アピール
これらは一見プラスに見えて、
扱いづらさ を感じさせてしまう可能性があります。
この点は、
「40代管理職の転職でやらなくてよかったこと」というストック記事とも重なります。
まとめ|40代管理職の面接は「答え」より「考え方」
40代管理職の転職面接では、
• 正解を言う必要はない
• 完璧である必要もない
必要なのは、
• どう考えてきたか
• どう判断してきたか
• 新しい環境でどう活きるか
を 自分の言葉で語ること でした。
次回は、
内定が出た後に悩んだ 条件交渉と決断 について書く予定です。
👉 第25話へ続く


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